うつ病 体験

「うつ病」は病気。家族の覚悟と周囲の理解が必要。

私の元彼はとても責任感の強い、きちんとした性格でいわゆるいい人でした。
私と言えば、よくいえばおっとり、悪く言えばだらしがないといった正反対の性格です。

 

付き合って3か月で彼は結婚を意識していましたが、まだ学校を卒業して就職したばかりの私は(とんでもない)とはぐらかしていました。

 

しかし真面目な彼はそれが気に入らなかったのか、いつしかうまくいかなくなり自然と別れてしまいました。

 

それから彼は友人を介してある女性と知り合い結婚に向けて付き合っていました。
私とはまったく違う、細めでキレイで良家のお嬢さんです。

 

彼はつまり結婚がしたかったのです。紹介とはいえ、友達の話ではふたりはとっても仲がよさそうでした。

 

結納もして式の日取りも決まった頃、最初の事件は起きました。

 

彼女がデート中に陸橋からいきなり飛び降りようとしたのです。

 

あわてて止めに入ったので事なきを得たのですが、それからたびたび奇行が始まりました。

 

お風呂に入らなかったり、外に出られなくなったり、たくさん食べすぎたり...。

 

うつ病の再発でした。友人は知らず、家族は隠していたようです。
前に妻子がある人を好きになって、自殺未遂を起こしたことがあったそうです。

 

病院に通い、薬を飲み、2年間かかってそのこと自体は克服したかのように思え、新しい人生をスタートできるような気がして勧めるままに彼とも付き合ってみたのでした。

 

彼のことをどんどん好きになりましたが、そうなればそうなるほど自責の念にかられていくのでした。

 

真面目に自分のことを愛してくれる彼に対して申し訳ない。過去は捨てきれない。自分はもう汚れてしまっている。

 

彼の生活は大変なものになりました。
いつ何が起きるかわからないということに脅かされ、仕事もままになりません。毎日彼女の実家に顔を見に行く。

 

愛しているから僕が責任を持つ。どんなことも受け入れるから。

 

そこまで言われたら女としてはうれしいはずですが、彼女のコップの水はもうあふれだしていたようです。
それから彼に会うことも拒絶するようになりました。

 

「もう家族の問題ですから、どうぞ娘のことは忘れてください」
「僕の力ではどうにもならないんですか?」
「残念ですがどうにもならないことがあるのです。あの子は病気なんですから」

 

今度は彼が自分を責めだしました。自分のせいで彼女があんなになった。

 

「そんなことはないよ。誰のせいでもない。病気なんだから仕方がないんだよ。」

 

みんなそんな説得力のない言葉しか言えませんでした。

 

愛という錯覚だけでは治せないもの。うつ病は自分との闘いだから家族の覚悟と周囲の理解が必要だと思いました。

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